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kazu_ma’s WALKING-DIARY

ウォーキング・トレッキング・ダム巡り・寺社巡り・食べ歩き

河道外貯留方式

kazuma634.hatenablog.com
山形県にある前川ダム
このダムは河道外貯留方式であり、珍しい。
ところで河道外貯留方式ってなんなんでしょうね。


普通ダムは川を堰き止めるようにしてつくります。
しかし、ダムをつくるにはどこでも良いわけではありません。
地盤とか立地とか、ダムにつくるに適した場所が必要です。
前川沿川の洪水被害から守るためと用水不足を防ぐためにダムが必要でしたが、ダムに適した場所が前川沿川になかったとのことです。
そのため前川から導水路を引き、前川から離れたダムに適した場所に前川ダムをつくりました。
これを河道外貯留方式と呼びます。


地図で見てみましょう。

左側の線路に沿って流れているのが前川です。
そして左下の分水口から分かれて右側に流れるのが導水路で忠川と呼ばれているそうです。
一旦、分かれますが前川ダムを通ってまた前川に戻るということです。
昔は忠川池というものがあったそうですが、導水路で忠川池へと水を誘導し、忠川池がダム化されました。





分水口です。
左が前川、右が忠川(前川ダム)への分水です。
このときは忠川には水が流れていないことがわかりますね。
左に少し見える青いゲートを閉めれば、分水口のかさが増し、右にオーバーフローした分だけ前川ダムへと流れる仕組みです。
川をそのまま堰き止めるのではなく、導水路を用いて別の場所にダムをつくられた、珍しい前川ダムの話でした。