kazu_ma’s WALKING-DIARY

ウォーキング・トレッキング・ダム巡り・寺社巡り・食べ歩き

日本ダム協会 写真コンテスト(D-shot contest 13th)

第13回 日本ダム協会ホームページ 写真コンテストの入賞作品の発表がありました。
第13回写真コンテスト入賞作品


今年は私の作品が3つ、入賞いたしました。
ありがとうございます。


「ダム本体」部門 優秀賞

ぬめる迷宮(秋田県/松倉ダム)
洪水吐*1の越流部分が直線構造ではなく、このように複雑な形状をしているのをラビリンス型*2と呼びます。
しかもコンクリート製ではなく鋼製のラビリンス。
アースダム*3に鋼製ラビリンス、かなりギャップがあって面白い。
そんなラビリンスを撮りに雪解けの越流時期を見計らって行ってみたわけです。
雪解けの越流は水が澄んでいてきれいなはずですが、ラビリンス洪水吐は苔と藻でみっちり。
あまりの汚さに絶望しましたが、それならもっと気持ち悪く撮ってみようということで、シャッタースピードを遅くして水のぬめり感をプラス。
浦山ダムにてA2にプリントされたものが展示されると思いますが、この気持ち悪い写真が拡大写真で見たときにどうなるか、今から楽しみです。
kazuma634.hatenablog.com


「テーマ」部門『風』 優秀賞

青と緑の揺らぎ(秋田県/八塩ダム)
湖面に映る空の青と木々の緑が風により湖面が揺れることで混ざり合うのを狙った作品。
ところで、今年から新設されたテーマ部門
しかも風がテーマということで難しかったです。
風は直接見ることができず、他の物体を使って、例えば揺れている草花とか湖面の揺らぎだとかで間接的に風の存在を伝えなければなりません。
本当だったら「堤体×風」の組み合わせがベストなんでしょうが、コンクリートでできているダム堤体の場合、当たり前のことですが風が当たっても堤体が動くわけではないので風を感じることができません。
そうなると放流の水しぶきが風で舞うとかが理想なんでしょうか?
それとこの写真だとダム湖部門としても応募が可能で、どちらに応募しようかと迷いました。
審査員がなにを期待してこのテーマを選んだのか、考えるのが大変でした。
できれば「堤体×風」の作品を作りたかった。
kazuma634.hatenablog.com



「テーマ」部門『風』 入選

地吹雪の向こう側(宮城県/川原子ダム)
先程の作品はそよ風ですが、こちらの作品は暴風。
このダムは冬の晴れた日、地吹雪現象がよく起こります。
写真右側にはダム湖があり、そのダム湖の向こうに蔵王連峰があり、そこから強風がやってくる。
本当はもっといいポジションで撮影をしたかったが、地吹雪の前ではこれ以上難しかった。
西日が正面にあるため逆光ポジションですが、これが幻想的な写真になったポイントだと思う。
また虹が偶然に現れたのも運がよかった。
あまり構図を考えずにシャッターを押したのが残念なところ。
kazuma634.hatenablog.com


ここからは入選しなかったが、自分が好きな写真5選。



青緑色の秋扇湖(秋田県/鎧畑ダム)
青いダム湖に飲み込まれそう。



永永無窮(新潟県/宮中取水ダム)
永遠と奥まで続いていそうな、そんな錯覚。



黄昏流木(宮城県/川原子ダム)
頭の中に流れてくるのは金曜ロードショーのあの曲。



トリコロール(山形県/月山ダム)
赤・白・青の3色がきれいでしょ?



決死の撮影(山形県/月山ダム)
私もこんな感じで身のこなしがいいカメラマンになりたい。


【告知】
今年も入賞作品が展示されることになっています。

4/17~8/31
埼玉県 浦山ダムの展示室「うららぴあ」

また初日4/17の午後より、オープニングイベトが催されます。
私も参加する予定です。
但し、この日は進撃の浦山ダムという痛車・コスプレイベントが催されていますので、交通の便等、ご注意ください。
www.chichibu.events


※このフォトコンテストは著作権は撮影者に帰属することとしていますので、当ブログでも写真を公開させていただきました。

*1:洪水に対処するため設けられた放流設備

*2:通常の構造ではなく複雑な構造にすることで越流量を増やす

*3:おもに土を使って造られたダム、規模は小さく貯水池や調整池として使用されることが多い